~日々のしまだより~

セロトニン

うつ病にとても影響するセロトニンは、トリプトファンというアミノ酸郡から生成されます。そのときブドウ糖を必要とするため、炭水化物(ご飯、パンなど)を摂取することが大切です。
「朝食を食べない人は感情がイライラしやすい」といわれるのは、セロトニンの不足により攻撃的になるのが原因です。また、挫折した人などにみられる過食は、脳の満足感を得たいためにセロトニンを補おうとする無意識の行為だといわれています。
そうした特殊な例は別にしても、セロトニンは高齢やストレスなどによっても少なくなりがちなので、本当に主食の炭水化物をしっかりとる必要があるのは、中高年の人だといえるでしょう。
また炭水化物は、体内ではブドウ糖に変わります。このブドウ糖こそ、脳の基本的なエネルギー源です。しかし、脳ではブドウ糖の蓄積ができないので、どんどん消費されます。それだけに3食をきちんと食べること、そして主食をしっかり食べることが、脳を元気にする基本であるといえすね。

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