~日々のしまだより~
セサミン・ポリフェノールがアルツハイマーに有用(京都大学)
健康食品としても認知度の高いセサミンやポリフェノール。京都大学では、アルツハイマー病の原因でもある細胞死を抑制する仕組みを発見。その抑制作用に欠かせない成分が、ポリフェノールの一つである「レベラトロール」やセサミンのような抗酸化作用のある成分だったということを突き止め、イギリスの科学誌に発表しました。
アルツハイマー病の発生原因はまだ全貌が明らかになっていませんが、現時点で分かっているのが、脳内にあるアミロイドβタンパク質というものが集まり老人斑となることで、脳内の神経細胞が死滅することによるのではないかということ。
この細胞死を引き起こすタンパク質の集積は、細胞内にあるタンパク質を分解してくれる「プロテアソーム」が老化に伴いあまり働かなくなることが原因の一つです。
アルツハイマー病などの神経変性疾患を予防するためには、アプローチとしてアミロイドβタンパク質の集積を食い止めることもありますが、仮にそうなってしまっても、細胞が死滅するのを妨げてくれる作用があることを発見したのが今回の研究です。
京大の研究チームでは、「プロテアソーム」が老化してうまく機能しなかったとしても、細胞が酸化ストレスにさらされ細胞が死滅するのを予防するためには、植物由来の抗酸化剤であるポリフェノールやセサミンが有効であり、老化予防だけでなく細胞の生存率を回復させることができたそう。
どのような形で人間の体内に取り入れれば有効なのかはこれからの研究によって分かってくることかもしれませんが、セサミンやポリフェノールの健康効果が新たに明らかになったのは事実。今後の動きに注目です!
当農場のモリンガはポリフェノールが非常に豊富ですので期待ができますね。
~本日も皆様が健やかに過ごせますよう心よりお祈り申し上げます~
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