~日々のしまだより~
認知症に良い 食べ物
カレーが認知症予防の効果がある食べ物として知られています。この効果は、カレーの中に含まれているウコン(ターメリック)によるものです。
黄色をしたカレーがウコンの入っている証になります。同じカレーでも、別の色をしたグリーンカレーやレッドカレーにはウコンが入ってなく、認知症予防として効果が無いことをはじめにお伝えしておきます。
ウコンにも様々な種類があるのですが、ほとんどのウコンには「クルクミン」というポリフェノールの一種が含まれており、このクルクミンが抗酸化作用としての働きがあり、認知症予防としての効果があります。
クルクミンには、アルツハイマー病を引き起こす「アミロイドβタンパク」の脳内蓄積を大きく減らしてくれます。
カレーを食べることで、アルツハイマー病の因子を取り除くことができるということです。その結果、認知症発症を先んじて予防することにつながります。また、アミロイドβタンパクが集まると脳内の神経細胞を破壊する「老人斑」が形成されてしまうのですが、クルクミンはこの老人斑までも分解してくれるのです。
アルツハイマー病の原因になるアミロイドβタンパクの蓄積阻止、そして老人斑ができるのを防いでくれる。ウコンの入った黄色いカレーが、アルツハイマー型認知症を撃退してくれます。
他にも、クルクミンにはがん予防効果や肥満予防効果があるので健康に良いです。肥満状態は脳にも悪いので、間接的な認知症予防としての役割も担ってくれます。
ウコンによる認知症予防効果は優れており、カレーを頻繁に食べるインドでは、圧倒的に認知症の発症確率が低いことも知られています。
是非お試しください。