~日々のしまだより~

養生訓 二~七


2 養生の心がけ

どんなことでも、頑張れば頑張るほど、効果がある。たとえば春にまいた植物の種を、夏の間よく世話をすると、秋には収穫が多くなるようなものである。
人の健康も同じで、健康法をよく考え実行すれば、常に健康でいられ、長生きすることができ人生を楽しむことができる。これは、自明であって疑うことがあってはならないことである。

3 若いときからの養生

庭に草木を植えて、いつも注意して育てている人は、草木の成長を見て楽しみ、枯れ衰えていくのを悲しむ。
植物が枯れ衰えていくのは悲しいものだし、自分の体が衰弱するのはもっと悲しい。しかし自分の体を衰弱しないように心がけないような人がいる。なんて愚かなことであろうか。
自分の体を守り長生きをしたいのなら、幼いころより健康を保ちつづける方法を学び実践することが大事である。

4 内なる欲望と外なる邪気

健康法の第一は、体を損なう原因をはぶくことにある。その原因は体の内にあるものと外から入ってくるものがある。
体の内にあるものは、自分自身の欲望を押さえられないことによるものがある。外から入ってくるものは、環境によるものである。
自分の欲望のまま生活しないことや、環境の変化にたいして常に注意していれば、健康で元気に暮らせ、病気にかかることもなく寿命をまっとうできる。

5 七情を慎む

自分の欲望を押さえるのは、健康法の基本である。欲望を押さえると、体の調子を上げることができ、外の環境に負けることがなくなる。その逆に欲望のままに暮らすと、体の調子を落とし、外の環境についていけず、健康を害し寿命を縮める。どうすれば、自分の欲望を押さえることができるか、考えてみよう。
食事の量は、適度にして大食をしない。胃腸に負担をかけるものを食べない。性欲も度をすぎないようにする。睡眠は長時間とることがないようにする。長時間、すわることもよくない。運動不足にならないよう、適度に運動をして気分転換をはかる。
とくに食後は少し散歩をするとよい。食後に昼寝をしたり、食べたあとすぐに眠ることが習慣になると、消化不良になって病気の原因になる。そうすれば、体を衰弱させてしまう。

6 天寿と養生の術

普通、人は長寿である。でも、養生せずに暮らしていると自分の寿命を縮めてしまう。逆に生まれつき虚弱体質で普通の人よりも長寿ではない人でも、養生に心を配れば意外に長生きできるものである。
不摂生に暮らしている人は、みずから自殺をしているようなものである。死の時期こそ違うが自らの身体を痛めつけることは、同様であるのだから。

7 命の長短は養生次第

老子は、「人の命は我にあり、天にあらず」といっている。人の命は天からの贈り物だが、その寿命はわれわれの心次第で変わる。健康を考え暮らせば長生きできるし、そうでなければ短命になる。
炭火を風に当てれば早く消えるし、みかんも箱にしまっておかなければすぐに腐ってしまう。人の寿命もそれらと同じものであろう。
~本日も皆様が健やかに過ごせますよう心よりお祈り申し上げます~

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