ツボクサ
ツボクサ
ゴツコラ(ツボクサ)はアーユルヴェーダ(インド古来の健康法)で最重要のハーブの一つとされており、エイジングケアハーブの代表的なものとして用いられてきました。ゴツコラ/ツボクサはタイ・スリランカ・インドネシアなどのアジア圏の伝統健康法でも古来から親しまれています。インドの一部では、ゴツコラは全てのハーブの中で最もスピリチュアルなものと考えられ、それは強力に瞑想状態を高めるためヨギらによって使用されている「心を清浄化する」ハーブです。ゴツコラは高サトヴィック(浄化性)・ハーブの一種です。精神的な明晰さを高めるために知られているほか、瞑想に入りやすくするために頻繁に使用されています。
ヨガの世界ではサトヴィックハーブは、第7チャクラ(クラウンチャクラ)を開かせ、精神を穏やかに保ち、安心感につつまれた状態に入りやすくすると言われています。 ゴツコラはしばしば、シャタバリ(生薬名:天門冬)、イチョウやホーリーバジルのような他のアダプトゲン・ハーブとともに用いられ、精神的な感度の向上、精神的な洞察力を強めるために用いられてきました。
アーユルヴェーダではゴツコラ(ツボクサ)はラサヤナ(サンスクリット語:rasayana)ハーブとしての位置付です。薬草のラサヤナというのは、そのひとが健康で快適でいられることができるよう、診療して処方する薬草で現在アーユルヴェーダ診療所ではタブレット(錠剤)の状態で処方される事が多いです。 ゴツコラ(ツボクサ)以外のラサヤナハーブは アムラ(マラッカノキ)、ハラド(ミロバラン)、グドゥチ(ティノスポラ・コーディフォリア)、アシュワガンダ(ウィザニア属)、ナグバラ(シナノキ科ウオトリギ属 )などがあります。
有用成分
ゴツコラには、アジアチコシド、マデカソシド、マディッカソ酸、 トリテルペノイドサポニン などの有効成分が含まれています。 ツボクサ由来のマディッカソ酸、トリテルペノイドは、スキンクリームなどの製品の成分として多用されています。またトリテルペン成分は細胞死を減少させ、β-アミロイドによる細胞死を抑制する事が判明しております。今後はツボクサ/ゴツコラの成分がβアミロイドの毒性を予防するなど細胞を守る働きが期待できます。その他ゴツコラ/ツボクサエキスのトリテルペンには抗酸化作用や抗菌作用など沢山の生体機能の報告がされております。
分布
ゴツコラは一般的に、、南アフリカ、オーストラリア、北東ヨーロッパインド、バングラデシュ、タイ、スリランカ、中国の江蘇省、安徽省、浙江省、江西省、湖南省、湖北省、四川省、貴州省、雲南省、福建省、広東省、広西チワン族自治区となどの地域に自生しております。
呼び名
ゴツコラはインドでは「マンドゥーカパルニ」や「ブラフミー(聖なる物)」と呼ばれ神聖なハーブとして崇められています。ブラフミーの呼称はパコパという植物も同様に呼ばれています) 中国では「雷公根」「積雪草」「馬蹄草」「崩大碗」「蚶殼草」「燈盞草」「銅銭草」英名ではペガガ(学名Centella asiatica)タイではブアボック、タイガーハーブ日本ではツボクサなどとても多くの呼び名がありそれだけ世界的に有用なハーブとして人々に親しまれています。
ゴツコラは主に、南アフリカ、オーストラリア、北東ヨーロッパの一部を含む高温多湿気候の場所が原生地です。
形状、識別方法
顕微鏡によるゴツコラの同定検査では莖の横断面は正方形になる。ゴツコラの表皮は1列の細胞組織があり、腺毛の有る場合と無い場合がある。表層の薄い細胞は8列で、角には比較的厚い組織がある。内皮部分は厚い組織になっており、カスパリー点がはっきりと見える。開放維管束で、輪状になっている。師部の外側にはリグニン化繊維があり、木部は広く、髄部の実質細胞はやや大きめである。ゴツコラの識別方法に関しては莖は四角に角ばっており、細かく曲がっており、長さは10-20cm、直径1-2ミリ。表面は黄緑色または紫色をしている。細かい縦の線や短い毛が生えており、節には根がランダムに生えている。ゴツコラは折れやすい組織を持つ。断面は空洞。葉は対になっており、灰がかった緑かまたは緑がかった茶色。ちぢれが多く、広げると腎臓の形かハート型になっている。葉の大きさは1-3センチ長、1.5-3センチの幅。葉の周囲は歯のようなギザギザがあり、4-7センチの長さ。脇からまとまって花を咲かせる。ゴツコラの花は淡い青か紫色をしており、2つの唇のような形をしている。長さは2cmある。揉むと香りがあり、やや苦味がある。葉が多く、緑色が良く、香りの強いものが上等とされる。
ゴツコラ(ツボクサ)の市場性
ツボクサ(ゴツコラ)は1800年代後半からはヨーロッパでも取り入れられ、研究も行われるようになりました。
近年、WHO(世界保健機構)が「21世紀の驚異的薬草」であり保護すべき重要な薬用植物
の一つと発表したことから世界の注目を集め現在は様々なサプリメントなどが市場に流通しております。またタイやベトナムの市場では新鮮なツボクサ(ゴツコラ)は砂糖と水を混ぜたウォーターペニーワートジュースと呼ばれ日本のエナジードリンクの様に飲まれていたりツボクサ/ゴツコラは多くの料理にも使われています。
注意事項
ツボクサはセリ科の植物です。従いましてセリ科のセロリやニンジン、もちろんセリなどを食べてアレルギーになる方はご注意下さい。また妊娠中の方はお勧めできません。
無農薬のこだわり
当農園は国産のゴツコラを皆様に安心してご利用頂けるように無農薬栽培にこだわっております。長年の研究と経験から作りだした肥沃な土を使いしっかり栄養素を吸収させております。その分、若芽の時などにアブラムシがついたり、ヨトウムシなどの害虫が付きやすいですので私たちは手間を惜しまずゴツコラを見守り育てています。
輸入物のゴツコラ(ツボクサ)製品の原料は重金属などの汚染環境で採取した可能性もあるとの報告もあります。「しまのだいち」のツボクサは安心してご利用して頂ける様に土壌検査、水質検査をして栽培環境を定期的にチェックし、安全管理を徹底しております。またEM菌なども用いてゴツコラの栄養素を最大限に引き出す研究を進めております。
ツボクサでは珍しく海に囲まれた火山島の環境での栽培であり海外のハーバリストも驚く
程の高品質なツボクサになっております。火山島の『地のエネルギー』と海風が運んでる来るミネラル成分が要因の一つと考えられるそうです。
ゴツコラ(ツボクサ)との出会い
今から数年前の秋に島の特産物の奇跡の木と呼ばれる「モリンガ」の視察の為、あるハーブの専門家が来島されました。その際、良質なゴツコラが自生しているのを指摘されその方からインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」・中国最古の医薬本草書「神農本草経」・WHO(世界保健機構)などで報告されているゴツコラの効果・効能を教えて頂き、現在の高齢化社会で4人に1人が悩む介護問題や自閉症など心の問題の救世主ともなる可能性があるなど「ゴツコラ」の素晴らしさを知る事となりました。私たちは島の復興だけではなく日本の高齢化問題にも貢献したい想いで栽培を決意しました。
また、この素晴らしいハーブを伊豆大島の一大産業にし 雇用の創出など島の復興ができればと思っております。
国内で購入可能なゴツコラ茶は「茶色」の物がほとんどです。当農園のゴツコラはご覧の様に鮮やかな緑色をしています。 これが本当の酵素が壊れていない状態のゴツコラ茶の色なんです。
『しまのだいちは』国産のサプリメントを日本で初めて作りました。ツボクサ(ゴツコラ)の全草を75%以上の割合でギュッと閉じ込めました。またゴツコラを粉砕する際は酵素をなるべく壊さない様に特殊製法にて製造しておりますのでツボクサ(ゴツコラ)の成分を余すことなく摂取できます。一日1~3粒が目安です
※妊娠している方はご利用をお控え下さいませ。
ツボクサ(ゴツコラ)の全草を粉末する際は酵素をなるべく壊さない様に特殊製法にて製造しておりますのでツボクサ(ゴツコラ)の成分を余すことなく摂取できます。青汁の様にお湯に溶かし飲んだり、料理にも使用でき、幅広く活用できます。
※妊娠している方はご利用をお控え下さいませ。
東京都 T.H様
ツボクサ茶を80才の母に飲ませています。お陰様で最近はすっかり穏やかになりました。
兵庫県 I.K様
アーユルヴェーダの先生の紹介で「しまのだいち」さんのHPに辿り着きました。品質が他ハーブ扱いのゴツコラと比べ物にならない程の高鮮度です。
埼玉県 O様
瞑想を日課にしていますがインドではゴツコラが瞑想時に良い植物との事で購入しました。確かに瞑想が深まり気分がスッキリとし前向きな心で日々を送れています。